教室は家族
学級はドラマがあります。
今日は避難訓練!
昔はこんな時かなりこわがってたAさんもなかなか成長した。
どこか平気そうだった。
下級生Bくんに守ってあげるという感じで一緒に逃げる計画もしていた…
警報がなっても、ちょっとふざけるBくんをなだめ、守ってくれている。ちょっと感動!!
運動場に逃げるまでも大丈夫。
少し自分も安心した。
が、しかし、
Bくんは、なかなか真剣になれず、集合でない方に向かってしまった。自分はBくんを追いかける。
なんとか、Bくんは守ったのだが、手にはBくんのヘルメット…
でも、もう一つヘルメットが落ちている。
えって感じである。
その時、泣き叫ぶ声が聞こえた…
これはAさん…
少し離れたところで、泣きかたまっている…
どうやら、はぐれたことで本当にそうなったらということを想像したらしい…
戻ったとき、Aさんは泣きながらBくんを抱きしめて話さなかった。。
Bくんも自然と嫌がらない。
Bくん「家族じゃないのに、そんなに、泣くの?」
私「それは本当にあなたになにかあったら、家族も先生も友達もみんな悲しむ…」
Bくん「そっか」
Bくんもとても素直になっていた。
Aさんの愛、熱みたいなものが伝わったのだろう。
なかなか訓練として、本番を想定できないBくん
本番として考えすぎ、イメージしすぎたAさん
両方、真逆だったんだけれど、そういう愛はお互いに気づかせてくれる。
本当に家族のようだと思いました。
でも、その時いいとこで、このクラスではないけど、気になって来てしまう子が、テンション高めで来て、私が「せっかくの感動的なドラマがぁ!!!」と制止したら、その場がガラリと笑顔になりました。
その後も二人は笑い続けていたら、「こんな日常が本当に幸せなんだよなぁ」とつぶやいてしまいました。
なんとしても、何かあったときはこの笑顔を守ろう!