若先生の共育diary♪

もっと楽しみながら学びながら教員したいなぁと思ってblogはじめました。実践もどんどんしていきたいので、よろしくお願いします。

教室は家族

学級はドラマがあります。

 

今日は避難訓練

昔はこんな時かなりこわがってたAさんもなかなか成長した。

どこか平気そうだった。

 

下級生Bくんに守ってあげるという感じで一緒に逃げる計画もしていた…

 

警報がなっても、ちょっとふざけるBくんをなだめ、守ってくれている。ちょっと感動!!

運動場に逃げるまでも大丈夫。

 

少し自分も安心した。

が、しかし、

 

Bくんは、なかなか真剣になれず、集合でない方に向かってしまった。自分はBくんを追いかける。

 

なんとか、Bくんは守ったのだが、手にはBくんのヘルメット…

でも、もう一つヘルメットが落ちている。

 

えって感じである。

 

その時、泣き叫ぶ声が聞こえた…

これはAさん…

 

少し離れたところで、泣きかたまっている…

どうやら、はぐれたことで本当にそうなったらということを想像したらしい…

 

戻ったとき、Aさんは泣きながらBくんを抱きしめて話さなかった。。

Bくんも自然と嫌がらない。

 

Bくん「家族じゃないのに、そんなに、泣くの?」

私「それは本当にあなたになにかあったら、家族も先生も友達もみんな悲しむ…」

Bくん「そっか」

 

Bくんもとても素直になっていた。

Aさんの愛、熱みたいなものが伝わったのだろう。

 

なかなか訓練として、本番を想定できないBくん

本番として考えすぎ、イメージしすぎたAさん

両方、真逆だったんだけれど、そういう愛はお互いに気づかせてくれる。

 

本当に家族のようだと思いました。

 

でも、その時いいとこで、このクラスではないけど、気になって来てしまう子が、テンション高めで来て、私が「せっかくの感動的なドラマがぁ!!!」と制止したら、その場がガラリと笑顔になりました。

 

その後も二人は笑い続けていたら、「こんな日常が本当に幸せなんだよなぁ」とつぶやいてしまいました。

 

なんとしても、何かあったときはこの笑顔を守ろう!