若先生の共育diary♪

もっと楽しみながら学びながら教員したいなぁと思ってblogはじめました。実践もどんどんしていきたいので、よろしくお願いします。

民主的解決への種

少しイレギュラーが重なり、ゴタゴタが連鎖していると、ふと「チャイムなったき、教室戻りやぁ!」など、対処療法的なことしか思い浮かばなくなる…

その言葉は当たり前の言葉で、子供達には響かないんだよな…

 

 

もっと長い目見て、これをどう紐解いてあげれば、みんなhappyになるか!そう考えないとなぁ…

 

一人一人に対し、

何が原因でこの子は動けないんだろう?

みんなに、それぞれの正義感がある。

 

それを考えれば、どこか紐解いて、困ってる人を納得させられる…

集団、というか群としてみれば、ただこっちのいうこと聞いてないって感じるんだけど、そういうわけでなく、1人、1人見ると、みんなどこかで困っているのだ。

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今日の昼、上級生の子がみんなに呼ばれているのに、なかなか教室にいけなくベランダ出た状態で、実はその原因は、下級生の生き物の扱い方が気になってだった…

実はそれは僕も気になっていたところで、口だけで解決しようと思ってたんだけど、せっかくだし!と思って、どうにかその子が下級生を許せない部分をなんとか僕がカバーし、教室に行かせ、戻ってきた後、ホワイトボードを渡した。

「ルール決めればこんなことなくなるんやない。」他にもう一人上級生いたので、2人に任せるよと、生き物を飼うルールを考えさせた。

 

そうやん!と納得して書いてくれた。

きっとこの気持ちは下級生にも伝わるはず…

でも、それでうまく行かなかったら、長期的にうまくいくように考えていこう。

 

生活のことを自分たちで解決することこそ、真の学び…それが自立…

そういう種をまいてあげたい。そう思った1日でした。